入社後、面接時話していたことと違うんですけど…
実際に上記みたいな事案が発生しました
入社前。
入社後は企画でやってほしいけど半年間は営業現場でまずは働いてみようか!
はい!分かりました!
転職後5カ月目経過
事業軌道にのらないからもう1年営業で頼むわ!
お、おう。。(マジかよ)
面接時で自分の希望が叶うと思って、期待が膨らませ入社してみたものの、「話と違うじゃん!」ということも転職では起こりえます。
面接時と入社後の食い違いが出ないように、転職時の注意点を書くので、参考になれば幸いです。
●【実体験】面接時と入社後の話の違い
●入社後と面接時の話が違った場合の対応
●転職後、すぐ転職するのもあり
●転職後のキャリアについて
転職5ヶ月目の私の実体験となります。今後、転職を考えている20代の方の参考がてらに読んでいただければ幸いです。
【実体験】面接時と入社後の話が違う

面接時と入社後と2つの違いをみていきましょう。
- 面接時
- 入社後
面接時
「企画やマーケ」を志望軸として転職活動をしていました。
企業側から下記の打診を受けます。
まずは営業を今年度やってから、今足りていない企画をやってほしい。
前職は法人営業のみの経験となり、職種を変えての転職は難しいだろうと考えていましたので、入社後は営業から入り現場感を養いその後企画職であれば良いなと考え、この言葉を信じて入社しました。
転職後の参考記事
大企業からベンチャーへ転職後、1カ月毎に記事を書いてきました。
まずはこちらの記事を公開していますので、ご覧ください。
転職後の営業活動
転職後は主に下記の営業活動をしていました。
・新規営業
・クレーム対応
・価格改定交渉
営業活動が半年経過した頃、そろそろ違う部署に移れるのではないかと思っていた矢先、現場営業の人手が足りていないため、もう1年営業でやってくれないかと打診されます。
確かに大きな実績も出していないのに加えて、ベンチャーという事業変動性が大きい環境下に身をおいている以上、しょうがない。
と自分に言い聞かせ、騙し騙し働き続けました。
転職後の仕事を振り返り
転職後は新規開拓を中心とした営業活動をしていましたが、半年経過して際立つ実績は残せていませんでした。
やりたいことがあるのなら、やるべきことをやったうえで主張するという信条があるので、実績を残していない私が大口で会社の非を唱えることも何か違うなと思いますし、そもそも会社って自分のキャリアを叶えるために存在しているわけではないですよね。
自分の思い描いていたキャリアと現状のキャリアを合点させるために、下記2点を自分自身に納得させるようにしました。
①会社は自分自身がやりたいことを追求する場所ではなく、会社の売上・利益を上げるために人材を最適なポジションに配置する。
②ベンチャーは事業変動性が高いため、 コストを減らし、売上・利益を追求し、 各人のキャリアに割く余裕はない。
ただし、完全に自分自身に腑に落ちているわけではないです。。面接時の自分を恨んでいます笑
入社後と面接時の話が違った場合の対応方法

採用の面接時と転職後の業務の相違が起きてしまった際にはどうしたらいいのでしょうか。
リクナビNEXTの記事を参照すると、法的観点からは条件次第では、すぐに退職も可能ですが、自分自身のキャリアをどのように築いていくか相談し、慎重に行動した方がいいです。
労働基準法では、労働者を雇い入れる際には労働条件を明示しなければならないことになっており、明示すべき項目の一つに「就業の場所及び従事すべき業務に関する事項」というものがあります。これは書面で交付することが義務付けられていますので、あなたの手元にあるはずです。そして、その労働条件の中に記載されている「就業の場所及び従事すべき業務に関する事項」と現状が異なる状態であれば、労働基準法では「労働者は雇用契約を即刻解除できる」とされています。つまり、今すぐ会社を辞める権利が法律によって認められています。ただし、退職は考えておらず、今の会社に勤め続けたいという場合には、明示された労働条件とは異なるために、改善してほしい旨を更に粘り強く交渉してみましょう。
引用:リクナビNEXT 転職Q&A 内定・退職の準備をする編
もし、書面で明示された「就業の場所及び従事すべき業務に関する事項」が現状と同じであれば、それがあなたの労働契約時の条件ですから、受け入れざるをえません。ただし、その書面が、雇い入れ後に交付されたものであれば、内定時に口頭で確認した内容が本来のあたなの労働条件とも主張できる可能性が残されていますので、都道府県労働局にある総合労働相談コーナーに相談に行ってみましょう。しかし、第三者を巻き込むことよりも、まずは現在与えられた業務をしっかり誠実に行うことで、今の仕事で実績を積み、会社から認められるようになることで、希望に近づけることも一つの方法かもしれません。
すぐに退職してしまうと次の面接時で絶対早期退職の理由を聞かれるし、自ら得たい目標に対し、何か行動したかと言われたら、全然動けていなかったのですぐに転職するという判断はしませんでした。
転職後、すぐに転職する?それとも残る?

自分のやりたいことばかり主張するのであれば、それは自分自身で会社をやれよっていう話になってくるので、今の会社に残るのであれば結果を出し続けて自分の主張を聞いてもらえるような立場にならないといけません。
ただ、根底には『採用時と話違うじゃんw』という思いもあるので、同時並行で2つの方策で進めていきます。
- 現職の企業で、際立つ結果を出し、交渉する。
- 転職活動を行う
現職の企業で結果を出し、交渉する
面接時の話と違うので腑に落ちない部分もありますが、やはりキャリアは自らの手で掴むもの。
『自己主張だけでは要求は通らない』ということは自明の理ですが、ビジネス界だけでなく、アスリートの世界でもよく聞く話じゃないですか?
✔アスリートの世界
例えばサッカーの世界。いくら能力が高くても、監督の要求に応えられなければ試合には出してもらえない。監督が描く理想を理解し、組織に対してどのような価値提供ができるか考えプレーし評価を得ていく過程で、出場機会を得ることができる。
これはビジネスの世界でも同じではないでしょうか。
現在の会社に残るのであれば、現状の方針に納得していなくとも、「結果を出すこと」に集中して、自分の望むキャリアを自らつかみにいくことが必要だと言い聞かせました。
転職活動を行う
現職で働きながらも、得たいキャリアに掴むためには今何をやったらいいか求人表を見ながら情報収集・転職活動をし、『現状の自分に足りないスキル・経験』を意識しながら働いています。
主にしていることは下記の3つ。
もし採用時と入社後の話が食い違って今大変な目にあっている人がいたら、現職で働きつつ、転職に関する情報収集をしておけば、自身のキャリア目標設定・目の前の業務の意味付けなどにも繋がるのでおすすめです!
転職サイトに登録し、職務経歴書を更新してスカウトをもらう
転職サイトに登録し定期的に職務経歴書を更新することで、企業・エージェントからスカウトがくるようになります!スカウトの数・質=自身の市場価値と捉えてもらえるといいかもしません。現職で何も成果を生み出していなければ職務経歴書にかけず危機感が生まれますよね
確かに。。受身的にやっていた仕事って成果もプロセスも工夫していなかったから、職務経歴書に書こうと思っても何も書けなかったな。。。
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おすすめの転職エージェント
また転職エージェントとの面談も気軽にやってみるのもおすすめです。
転職アンテナのmotoさんも転職エージェントとの面談は、健康診断感覚でいいとも下記の記事で紹介した講演で言っておりました。

今私が利用している転職エージェントはパソナキャリア
です。自身のキャリア志向性を会話したり、求人を紹介してもらったり、また職務経歴書の推敲をやっていただいてもらっています。
志向性に合う求人票の紹介と求人票を具体的に把握することで今の自分に何が足りないか分かるから、日々の業務でも意識的に改善をしようと取り組むようになりました。

転職後のキャリアは熟考を

現職での仕事には手を抜かず結果を出すことと、様々な可能性を知るための転職活動の両軸で今後は動いていきます。
「なんとなくこっちのキャリアがいいのではないか」と感覚的に進めるのではなく、キャリアの方向性を定めるために、言語化をし、自身のキャリアに対して冷めぬ想いをつくりたいと思います。
キャリアの記事は下記にまとめていますので、ご覧になっていただければと思います!