大企業って福利厚生もしっかりしているし、長期雇用が保証されているから安心して働けるのに勿体ないって言われたんじゃない?
安定した企業を捨てるのは今思うと勿体ない部分もあったかなあと思いましたが、早いうちにリソースが少ない環境で自身で介在する価値を出したい、つけたいと思い転職しました!
とは言うものの大企業の良さは沢山あるので、大企業の良さや転職理由を紹介していきますので、少しでも参考になれば嬉しいです。
- 2年間大企業で働いてどうだった?|大企業からベンチャーへの転職
- ①【大企業あるある】配属先が地方
- ②大企業だからといって、スマートな業務ばかりではない。
- ③社外は勿論、社内調整力・関係構築力・折衝力の重要性
- ④仕組化・分業化が整備されているため、介在価値を感じることが少ない
- ⑤待遇・賞与・福利厚生の手厚さ、労働環境の整備
- ⑥ 会社の看板名だけで、初期の『信用』が保証されている。
- ⑦大企業の特徴のまとめ
- 20代・3年目で大企業を辞めて、ベンチャーに転職した理由とは
- ①大学時に2社でベンチャーでインターンした経験との比較 |ベンチャー転職理由
- ②キャリア形成の可能性と成長市場で尚且つ、競合優位性があること |ベンチャー転職理由
- ③自身の介在価値を感じ、市場価値を高めること|ベンチャー転職理由
- おわりに|大企業からベンチャーへ転職するにあたって
- 【※必見】大企業からベンチャーへ転職してその後
2年間大企業で働いてどうだった?|大企業からベンチャーへの転職

大企業での個人的な2年間の経験を述べていきます!
ヒト・モノ・カネ・情報の【リソース】を、【分業化】・【スケールメリット】によって、効率的・生産的に価値を生み出してく。
①【大企業あるある】配属先が地方
大企業に就職をすると初期配属で地方配属が可能性としてあります。
●企業,職種にもよるが全国転勤の可能性が高い。
●家族は別々に居住する単身赴任者が多い。
転勤を楽しめる人なら向いていると思います。
また、パートナーとどのようなライフスタイルを望むか結婚後の在り方を予め考えておいた方がいいですね。
また基本的には転勤するのは営業なので、転勤が嫌な方は、人事、総務、マーケなどに異動する必要があります。
ただ、ずっと大企業にいるのであれば一時的に営業以外の職種につけたとしても数年後には営業に戻され地方配属というのもざらにあるのが現状です。
●大企業で営業の場合、配属で地方配属の可能性がある。
●生活の在り方を家族と相談しておく必要がある。
●転勤を楽しめる人なら、大企業の営業は合っているかも。
●営業から違う職種に異動して転勤生活から逃れても、また営業に戻る可能性あり。
②大企業だからといって、スマートな業務ばかりではない。
私はC向けの消費財を扱う大企業に勤めていたので、消費者向けには「華やかな」イメージがあるわけです。
CMを沢山出稿する会社なので、消費者イメージはかなり良いと思います。
ただし、消費者側の立場で見える景色と、生産者側の立場で見える景色は全く違います。
消費者側から見える「華やかさ」だけを求めて、就職すると期待値とのギャップが生じます。
実際に細かく販売店舗のフォローや頻繁にある納期遅延の謝罪、改装補助など、華やかな商品プロモーションの裏には地道な営業活動があります。
③社外は勿論、社内調整力・関係構築力・折衝力の重要性

社外だけでなく、社内調整もとても大事です!!
分業化が進む大企業となると、関連部署が多く存在します。
日々の営業の現場では様々な問題、要求が生じるため、関連部署に依頼事や社内の情報収集をする場面が多いので、社内の関係構築は非常に重要です。
また、大企業では「承認」に時間がかかるので、社内を動かすというのも重要な事項です。
上長から決済が下りなければ、先方への提案が出来ない可能性もあります。
そのために上長との顧客情報の共有、提案内容等、日常的にコミュニケーション回数を増やし、動いてもらえるような態勢づくりが重要です。
●関連部署が多く存在し、依頼事・情報収集をする場面があるので、関係値を幅広くもつ。
●「承認」に時間がかかる。上長との日頃のコミュニケーション、関係値を構築しておいた方がよい。
④仕組化・分業化が整備されているため、介在価値を感じることが少ない

部署が分業化されているため、発売期日が明確に決まった商品策定、完成された資料、整備された企画がくるわけです。
となれば、左からきたものをそのまま右へ流すだけの仕事であれば自分でなくとも誰でも出来る筈です。
汎用性の高い情報提供だけではなく、顧客の課題とは何か、自身が達成したいことは何かなど主体的に動かなければ、仕事に面白みを感じるのは少ないかもしれません。
⑤待遇・賞与・福利厚生の手厚さ、労働環境の整備

福利厚生が充実しているのが大企業の良さ!
●家賃補助、転勤手当等
●フレックス制度、テレワーク制度、残業時間管理
私が1番助かってたのは家賃補助ですね。
給与自体はそこまで高くないですが、家賃補助のお陰で毎月の生活でほんの少しだけ余裕ができました。
また制度に関しても、しっかり整備されているので、一定のリズムで働きたい方には働きやすい環境にあるのかなと思います。
⑥ 会社の看板名だけで、初期の『信用』が保証されている。
営業先に新人だからといって、蔑ろにされることは少ないかなと思います。
商談力がなくとも、会社の看板であったり、会社の商品が「信用」を担保してくれ、顧客は「会社の窓口」として対等に接してくれることが多いなというのが実感値としてあります。
勿論、入口は会社の信用がありますが、後はそれをどう使うかは自分次第です。
また、大企業に勤務していると、知名度ある看板を盾に社外の人と繋がりやすさは正直あるのかもしれません。
私は会社の看板に頼りたくありませんでしたし、どうしても「会社に依存しているのでは?」と負い目を感じていました。
●会社の看板を生かすも殺すも、全て自分次第。
●私はもっと個人で勝負したいという判断をしましたが、会社の看板をフルに使い倒した方が良いかもしれませんね。
⑦大企業の特徴のまとめ

大企業だからといって、全てが優れているわけではありません。営業であれば全国転勤はざらにありますし、泥臭く地道な営業も多いです。
職場の方に聞くと、仕事には不満があるけど、待遇面が非常に良いので、家庭をもっていると易々と辞めれないと聞きます。
家庭をもってから転職をするとなると、心理的・経済的にもハードルが高くなっちゃうのね…
ぺいくんが大企業で働く意識していたことは何かな?
1年目のときから意識していたことは、
・業務において、従来の方法に固執しやすい大手企業で、先進的な成功事例を多く出すことですね!
この1点に集中特化することで、会社全体から「こいつは誰だ!」と認識してもらえます。
会社の中でも上の方々と関係値ができると、顔が売れ、関連部署の方々とも年次が若いながらも関係性をつくることができました。
就活生や新社会人の方に対して、この周辺の話もまた別の機会に話せたらと思います!
●大企業は待遇がいいので、家庭ができるとなかなか辞める決断ができない。
●だからこそ、自分のキャリアを考えて早めに動く。
●先進的な事例づくりを心がける
20代・3年目で大企業を辞めて、ベンチャーに転職した理由とは
タイミング的には早いですが、
就活時に3年を目途に自身の今後をどうするか決めようと考えていたので…
理由は下記に記します!
①大学時に2社でベンチャーでインターンした経験との比較 |ベンチャー転職理由
転職理由として、大企業とベンチャーの個人的な見解の比較です!
ベンチャーの見解は、インターンのときの実感値になります!
●大企業の<ヒト・モノ・カネ・情報>をフルに活用し、消費者の需要を喚起するダイナミクスな商売を経験出来たのは良かったと思います。
●ただし、自身の目の前の売上獲得の先に何を得たいのかというビジョンが無かった。また会社的にもビジョンを掲げてはいるが、それを社員に浸透させ、真剣に達成させようとしているのか疑問に感じました。
●大企業と比較して、<ヒト・モノ・カネ・情報>のリソースは圧倒的に劣るが、会社の理念・ビジョンを基に、事業を広めたいという士気を感じたこと。
●自身の能力が現状維持のままでは会社の事業に影響する。常に事業がどのようにすれば改善するか等、自身が成長しなければいけない状況にある。
②キャリア形成の可能性と成長市場で尚且つ、競合優位性があること |ベンチャー転職理由
私が勤務していた大企業の業界は縮小市場で、基本的なキャリアとしてはその業界でキャリアアップを形成する業界です。
だとしたら、自身の望むインターネット業界で働くというキャリアを考えているのであれば、早めの転職が良いと考えました。
また、インターネット業界は今後も継続的に伸びていく市場ですが、競合も多く存在し、戦いに負けることもざらです。
その中でも私はインターネット業界×市場拡大するニッチな業界を選びました。
競合にはない事業の強みがあると判断し、ジョインすることに決めました。
③自身の介在価値を感じ、市場価値を高めること|ベンチャー転職理由
大企業で仕事をしていてとりわけ感じていたことは、成功事例を創出したり、競合とのシェアを縮小したりと積極的に仕事へ取り組んでいました。
ただ心のどこかで「自分でなくとも..」と思い、介在価値を感じることが少なかったです。
その理由は、商材の圧倒的なブランド力、分業化、仕組化など既に会社側が用意しているリソースが膨大にあるからです。
結局はこれは自分自身の力でやれてるのかという疑念でした。
仕事をするからには、顧客の課題を解決すること、新しい価値を創出すること。そして仕事によって心を動かしたいからです。
従事していた競技スポーツで感動体験を味わう機会があり、ラグビーW杯で日本代表が与えてくれた感動のように、それを仕事でも体験したいと考えていたからです。
それを実現するためには高い目標・高い士気の組織で働くことが必要でした。
●大企業時、自分の力で価値提供出来ているのか、個人の市場価値はどうなのか疑念があった。
●大企業はリソースや仕組みが豊富。本当の自分の力とは?
●個人の市場価値を高めて、顧客の課題解決、価値提供したい。
大企業で働いてみないと分からない実情って沢山あるよね。
ぺいくんの場合は、その業界ならではのスキル形成・キャリア観に自分の目指すものとギャップがあったみたいだね。
就職するまでの事前段階で情報収集をしっかりやれよと言うそこまでの話なんですが、大企業で働いていく中で、自身が目指したいこととギャップが明確になりました!
常に下記の3つは働きながら、念頭において働いた方がいいですよ!
●自分の本当に成し遂げたいことは何か?
●今の会社で自分のキャリア形成は実現できるのか?
●全力で今働いているか?それでもキャリアが実現できないなら、違う選択肢を検討したか?
おわりに|大企業からベンチャーへ転職するにあたって
最後までお読みいただきありがとうございました!
あくまで一個人の事例として、参考にしてもらえればと思います。
最後に、ざっくり振り返りをしておきましょう!
大企業からベンチャーへの転職理由
<大企業の実情>
①「ヒト・モノ・カネ・情報」などのリソースが圧倒的。
ダイナミクスの商売が可能。
②業務の分業化、仕組化。商材もブランド力が高いため、受身でやっていてもある程度売上が立つ。それ故、自身の介在価値・市場価値を高めることを意識する必要あり。
③社内で人を動かす機会が多い。そのため、社内関係構築力、折衝力、調整力が必要。
・手当、待遇が手厚いため、転職への心理的ハードルが上がる。
<個人的な転職理由>
・キャリア形成が可能かどうか。成長市場で、競合優位性が高いこと。
・自身の市場価値、介在価値を高めること
・ビジョンへの共感
【※必見】大企業からベンチャーへ転職してその後

実際にベンチャーで働いて月日が経ったので、1ヶ月毎にブログを記載しています!
●このブログはベンチャーへ転職前に記載しました。
●なので、転職後のブログを読んでいただき、「転職後のギャップ」をリアルなギャップを読み取っていただきたいです!
●転職前は、転職先の会社に対して理想を持ち過ぎてしまうので十分気を付けてください。と一言お伝えしておきます!笑