仕事柄、中小企業の代表にお会いする機会を運よくもらえます。
彼らの中でも、とりわけ【儲かる人】【稼ぐ力がある人】がいるわけです。
私は会社に雇われの身ですが、社長は経営をして、ヒト・モノ・カネを管理して、責務重大の中で、仕事をしているわけです。
正直、雇われている身では、想像もしえない程の責任感や不安なども抱えている方も中にはいらっしゃると思います。
ただ、私がお会いして稼ぐ力のある代表者の方々は、そんな責務を背負いながらも、物事をマイナスからプラスに転嫁できる程の気概と能力の持ち主の方が多かったように思います。
今回は儲かる人、稼ぐ人は、どういう思考で、どういう行動をするのか、実際にお話した私が紹介します!
- 自分の哲学をもっている
- 気付いたらすぐ動く
- 新しいもの好き
- 面倒見がいい、そしてお節介
- 多忙だけど、楽しそうに働く
- 成功すべくして成功している
- 【まとめ】20代のキャリアにも生かせる知見が沢山ある
本やネットの情報ではなく、実際に中小企業の代表30人程にお会いして、直接お話して得た、「生」の体感の情報となります。
自分の哲学をもっている

彼らにはうまくいかなかった苦闘の時代が必ずある。
その苦闘のときに身につけた自分の哲学をもっている人ほど、稼げている人が多い。
下記が、稼げている代表に聞いた大切にしている自分の哲学。
● 常に1つに絞らず、やりたいことがあったらすぐにやってみること
● 自分一人では何もできないから、とにかく色々な場所に顔を出して、自分という人間を売り込む
● 周りと同じことをやっていても、過度な競争になるから絶対同じことはやらない
彼らの行動には迷いがない
その理由は、彼らには、明確な判断軸である自分の哲学があるからだ。
気付いたらすぐ動く

彼らの「すぐ動く」行動力は異常。
少しでも「やってみたい!」「それいいかも!」と思ったら、すぐにどうやったらできるか考え、関係者にアポイントを取って行動する。
私のような心配性は、やりたいことがあっても、いきなりアクセルは踏まず、一度左右を確認して、ブレーキを踏みながら移動する。
彼らにはやりたいことが無数にあるからこそ、時間の有限性を理解している。
だからこそ、時間に対しての意識が誰よりもあるから、「悩む」という行為の無駄を実感しているように思う。
彼らの合言葉は、「やりたい、いいと思ったら、飛び込んでやってみろ!」
新しいもの好き

彼らは新しいものを好む。
新しい情報を得るための情報収集は誰よりもやっているし、知的好奇心も旺盛だ。
情報収集は誰でもアクセスができるネットの情報のみならず、1次情報を所有している方に実際に会いに行く
自分の目で見て、耳で聞いて、生の現場に出て、新しいものと出会うだけでなく、深くまで探求しようとする
このご時世、ネットで情報なんていくらでも落ちているから、情報を収集すること自体に価値がないことは彼らは分かっている
新しいものとの出会いが、彼らの事業にどう生かせるか、死に物狂いで頭で考え、行動しているから、単なる情報が「価値ある成果物」へと変わるのだ
面倒見がいい、そしてお節介だ

彼らは面倒見がよく、お節介だ
Give精神が根付いており、誰かのために動くことが「価値」であるということを意識せずとも、自然に行っている
ビジネスは一人だけで行うことは難しいということを理解しているからこそ、日常から仲間づくり、味方づくりをしているのだろう
多忙だけど、楽しそうに働く

彼らのスケジュールは埋まっていることが多い
でも彼らの口癖は「仕事って楽しいよね」。
どんな多忙な状況でも、大変な事案があっても、マイナスをプラスに転嫁できる程の、圧倒的な当事者意識が彼らにはある
自分がやらなかったら誰が事業を推進するのか。
自分に任されている重い役割を理解して、そして、事業がどうやったら上手くいくか、あらゆる手段を考え、あらゆる実践を積み重ねる試行錯誤が楽しいという
成功すべくして成功している

私が中小企業の代表30人程、お会いして分かったことがある。
稼いでいる人は皆「成功すべくして成功」しているということだ。
成功へのプロセスの中で、成功だけではなく、失敗も含まれているが、彼らは成功するまで、あらゆる手段を考えて、多くの挑戦を行う。
日々、成功への確度を高める行動を積み重ねているのだ。
反対にあまり経営がうまくいっていない方は、現状の方法に固執していたり、他責傾向、自分よがりな方が多かった。
【まとめ】20代のキャリアにも生かせる知見が沢山ある

稼いでいる方々の思考・行動パターンは皆さん似ているように思う。
だからこそ、20代のキャリアで現状うまくいっていない人も諦めず、どうやったら成功するのかということを逆算的に、そして成功者の模倣をした方がいいのではないか。
私自身、今の自分のキャリアで到底納得していないので、既存の枠組みで自分の人生を考えるのではなく、もっと壮大なやりたいことや夢から逆算的に思考・行動していきたいと、経営者の方とお会いして思わせてもらった。